/ 量子アルゴリズム

Quantum Algorithm Zoo全訳 近似アルゴリズム、シミュレーションアルゴリズム

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Algorithm: 量子シミュレーション

Speedup: 超多項式的

詳細

任意の $n$ 自由度の物理的に実現可能なハミルトニアン $H$ について、対応する時間発展演算子 $e^{-iHt}$ は ${\rm poly}(n,t)$ 個のゲートで実装できると信じられている。BPP=BQPでなければ、この問題は一般に古典計算機では多項式時間で解くことが出来ない。「一般的なハミルトニアンのクラス [25, 95, 92, 5, 12, 170, 205, 211, 244, 245, 278, 293, 294, 295, 372, 382] 」、「量子化学におけるダイナミクス [63, 68, 227, 310, 375] 」、「物性物理学 [1, 99, 145] 」、「相対論的量子力学 (Dirac方程式やKlein-Gordon方程式) [367, 369, 370] 」、「量子開放系 [376, 377, 378, 379] 」、「場の量子論 [107, 166, 228, 229, 230, 368] 」などについて、多くの量子シミュレーションのテクニックが開発されてきた。古典計算で量子系をシミュレートするのに指数的な時間を要することが、或るタスクについて量子計算機が古典計算機を上回るであろうという最初の提案にファインマンを導いた [40] 。局所ハミルトニアンの基底エネルギーを求める問題はQMA完全であり、従って量子計算機を用いても最悪ケースでは効率的に解けないだろうとされているが、幾つかのクラスのハミルトニアンに関しては基底状態 [102, 231, 232, 233, 234, 235, 308, 321, 322, 380, 381] や熱的な状態 [132, 121, 281, 282, 307] を近似する量子アルゴリズムが開発されてきた。或るクラスのテンソルネットワークの状態を準備する問題についても、効率的な量子アルゴリズムが得られている [323, 324, 325, 326, 327, 328] 。

Algorithm: 結び目不変量

Speedup: 超多項式的

詳細

組紐のプラット閉包に対するジョーンズ多項式(Jones polynomial)を、不定元に$e^{i2\pi/5}$を代入したもとで、或る加法的エラーで近似するのはBQP完全問題だということがFreedmanらによって示された [42, 41] 。Aharonovらはこの結果を、任意の$k$に対して$e^{i2\pi/k}$の場合へと拡張した [4, 2] 。WocjanとYardはこれをさらに一般化し、ジョーンズ多項式を特別な場合として含んでいるホムフリー多項式(HOMFLY polynomial)を推定するための量子アルゴリズムを示した [93] 。その後、Aharonovらはさらに、量子計算機を用いれば、平面グラフに対するより一般的なタット多項式(Tutte polynomial)を或る加法的エラーのもとで多項式時間で推定できることを示した [3] 。参考文献 [3] で得た近似の問題がどのパラメータ領域でBQP困難になるかは完全には分かっていない。(分配関数に対するアルゴリズムの箇所も参照せよ。)有限群の量子ダブル(quantum double)によって構成される絡み目不変量を加法的エラーで近似するための多項式時間量子アルゴリズムも発見された [174] 。(この問題がBQP困難かどうかは分かっていない。)参考文献 [83] で示されている通り、組紐の トレース 閉包に対するジョーンズ多項式を、不定元に$e^{i2\pi/5}$を代入したもとで、或る加法的エラーで近似する問題はDQC1完全問題である。

Algorithm: 3次元多様体の不変量

Speedup: 超多項式的

詳細

トゥラエフ-ビロ不変量(Turaev-Viro invariant)は3次元多様体を入力とし実数を出力する関数で、位相同型な多様体に対しては同じ値を出力する。ヒーガード分解(Heegaard splitting)によって決まる3次元多様体に対して、量子計算機は多項式時間でトゥラエフ-ビロ不変量の近似値を或る加算的エラーで計算することが出来、これはBQP完全な問題である [129] 。このことが分かる以前には、参考文献 [114] において、手術表示(surgery presentation)によって記述される多様体のウィッテン-レシェティヒン-トゥラエフ不変量(Witten-Reshitikhin-Turaev invariant, WRT不変量)を加算的エラーで近似するための多項式時間量子アルゴリズムが与えられていた。WRT不変量は2乗するとトゥラエフ-ビロ不変量になるが、参考文献 [114] で考えられている近似の問題がBQP完全かどうかは分かっていない。量子計算と3次元多様体の不変量との有り得る関連についての示唆は参考文献 [115] でも与えられている。

Algorithm: 分配関数

Speedup: 超多項式的

詳細

有限個の状態を取り得る古典系を考え、その状態の集合を$S$とする。この古典系に対する分配関数は$Z=\sum_{s\in S}e^{-E(s)/{kT}}$で与えられる。ここで、$T$は温度、$k$はボルツマン定数、$E(s)$は状態$s$の時のエネルギーである。基本的に全ての熱力学的な量は、分配関数を適切に偏微分することによって計算することが出来る。ポッツ模型(Potts model)の分配関数はタット多項式(Tutte polynomial)の特別な場合である。タット多項式を近似するための量子アルゴリズムは参考文献 [3] で与えられている。これらのアプローチの関係性は参考文献 [67] で議論されている。分配関数を推定するその他の量子アルゴリズムは参考文献 [112, 113, 45, 47] で与えられている。"エネルギー"が複素数になることを許した場合のBQP完全性に関する結果は参考文献 [113] で与えられている。熱平衡化過程をシミュレートすることで分配関数を近似する方法は参考文献 [121] で与えられている。一般の分配関数の近似における$2$乗の加速に関する結果は参考文献 [122] で与えられている。参考文献 [265] では、量子ウォークをもとにして、分配関数の評価の多項式的加速を達成する方法が与えられている。

Algorithm: 断熱アルゴリズム

Speedup: 不明

詳細

断熱量子計算では、基底状態が容易に準備できる初期ハミルトニアンからスタートし、基底状態に或る計算問題の答えを埋め込んだハミルトニアンにゆっくりと変化させていく。断熱定理により、ハミルトニアンの変化が十分ゆっくりであれば、系はその時間ごとに基底状態を追従する。断熱アルゴリズムの計算時間は最悪のケースでは $1/\gamma^3$ でスケールする。ただし、 $\gamma$ は基底状態と第一励起状態の最小の固有値のギャップである [185] 。もしハミルトニアンが十分に連続的に変化するなら、この値は $\tilde{O}(1/\gamma^2)$ まで改善できる [247] 。断熱量子計算は一番最初に Farhiらによって、NP完全な組合せ最適化問題を解く方法として提案された [96, 186] 。組合せ最適化問題を解くための断熱量子アルゴリズムは、典型的には負符号問題が起こらない"stoquastic"なハミルトニアンを用いる(訳注:stoquasticはstochasticとquantumをあわせたこの分野の造語)。こうしたアルゴリズムはときには量子アニーリングとして言及される。non-stoquasticな断熱量子計算は量子回路モデルと同等の計算能力を持つことが知られている [97] 。stoquasticなハミルトニアンを用いた断熱アルゴリズムは恐らく計算能力が劣っていると思われる [183] 。しかし、それでもなお古典計算よりも強力かもしれない。漸近的な断熱最適化アルゴリズムの計算時間は解析が難しいことで有名である。しかし、この点についていくつかの進展はある [179, 180, 181, 182, 187, 188, 189, 190, 191, 226] 。(並んで関連深いのは、量子アニーリングについての初期の文献である。これは最初は量子プロセスをシミュレートすることで機能する古典最適化アルゴリズムを引き合いに出していた。この事は焼きなまし法が熱的なプロセスをシミュレートすることで古典最適化アルゴリズムとして機能するのと似ている。例えば参考文献 [199, 198] を見よ。)断熱量子計算はグローバー探索と幾分か類似したプロセスを $O(\sqrt{N})$ の時間で行うことができる [98] 。より一般的なクラスの問題について$2$乗の高速化を実現する断熱量子アルゴリズム [184] は参考文献 [85] のテクニックを用いて構築されている。いくつかの特定の問題についても断熱量子アルゴリズムが提案されてきた。例えばページランク [176] 、機械学習 [192, 195] 、グラフの問題 [193, 194] などがある。いくつかの量子シミュレーションアルゴリズムもまた断熱的な状態準備を用いている。

Algorithm: 最適化問題の近似アルゴリズム

Speedup: 超多項式的

詳細

多くの組合せ最適化問題において、厳密な最適解を得るのはNP完全である。十分小さいエラーで近似解を求めるのがNP完全であることを証明するような近似困難性に関する結果も存在する。或る問題に関しては、多項式時間古典近似アルゴリズムによって達成される最適なエラー許容量とNP困難性が示されているエラー許容量の間にギャップがある。この領域において、量子計算による指数的加速が得られる可能性がある。参考文献 [242] において、Quantum Approximate Optimization Algorithm (QAOA)と呼ばれる組合せ最適化問題の近似解を得るための新しいアルゴリズムが提案された。その後、参考文献 [243] において、QAOAがMax E3LIN2という組合せ最適化問題を、当時知られていたどの多項式時間古典アルゴリズムよりも良い近似比で解くことが示された。しかしその後、より良い近似比(近似困難性によって決まる限界値に達する近似比)を達成する多項式時間古典アルゴリズムが発見された [260] 。現在、古典計算と比べてQAOAにどれだけの能力があるのかは盛んに研究されているテーマの1つである [300, 301, 302, 314] 。

Algorithm: 半正定値計画問題

Speedup: 超多項式的

詳細

$m+1$個の$n\times n$エルミート行列$C,A_1,A_2,\ldots,A_m$と$m$個の数$b_1,\ldots,b_m$が与えられた時、半正定値計画問題は${\rm tr}(CX)$を最大化する$n\times n$半正定値行列$X$を、${\rm tr}(A_jX)\le b_j$が$j=1,2,\ldots,m$に対して成り立つという制約のもとで見つける問題である。半正定値計画問題はオペレーションズ・リサーチ、組合せ最適化、量子情報において多くの応用があり、線形計画問題を特別な場合として含んでいる。参考文献 [313] を改良することで、$\pm\epsilon$の精度で半正定値計画問題を近似的に$\tilde{O}(\sqrt{m}\log{m}\cdot{\rm poly}(\log{n},r,\epsilon^{-1}))$の時間で解く量子アルゴリズムが提案された [383] 。ここで、$r$は$A_j$の階数の最大値である。$r$が$n$に比べて小さい時、この量子アルゴリズムは最速の古典アルゴリズムに対して$2$乗の加速を実現する。この量子アルゴリズムは振幅増幅と量子ギブスサンプリングをもとにして構成されている [121, 307] 。

Algorithm: ゼータ関数

Speedup: 超多項式的

詳細

$f(x,y)$を有限体$\mathbb{F}_p$上の$d$次多項式とする。拡大体$\mathbb{F}_{p^r}$上での$f(x,y)=0$の解の個数を$N_r$とする。$f$に対する(合同)ゼータ関数は$Z_f(T)=\exp{\bigg(\sum_{r=1}^\infty\frac{N_r}{r}T^r\bigg)}$で定義される。注目すべき点として、$Z_f(T)=\frac{Q_f(T)}{(1-pT)(1-T)}$が常に成り立つ。ここで、$Q_f(T)$は$2g$次多項式で、$g=\frac{1}{2}(d-1)(d-2)$は$f$の種数である。$Z_f(T)$が与えられた下では、任意の拡大体$\mathbb{F}_{p^r}$上において$f$の零点の数を簡単に計算することが出来る。$f$が定義されている最初の体の位数が素数でない場合でも、同様にしてゼータ関数を定義することが出来る。Kedlayaによって、量子計算機は有限体$\mathbb{F}_{p^r}$上の種数が$g$の曲線に対するゼータ関数を${\rm poly}(\log{p},r,g)$の時間で決定出来ることが示された [64] 。既知の古典アルゴリズムは最速のものでも$\log{p}$か$g$のどちらかに対して指数的な時間を必要とする。同じではないがいくらか関連した状況において、van Damは量子計算機が有限体上の方程式の解の数を効率良く近似出来るかもしれないということをリーマン(Riemann)ゼータ関数の零点と或る量子演算子の固有値の関係から予想した [87] 。

Algorithm: 重み多項式

Speedup: 超多項式的

詳細

$C$を$n$ビットから成る符号、つまり$\mathbb{Z}_2^n$の部分集合だとする。$C$の重み多項式は$S_C(x,y)=\sum_{c\in C}x^{|c|}y^{n-|c|}$で与えられる。ここで、$|c|$は$c$のハミング重みである。重み多項式は古典符号の研究においてとても有用である。$C$が線形符号の場合、重み多項式は$\mathbb{Z}_2$上の行列$A$を用いて$C=\{c~:~Ac=0\}$と定義される。この時、$S_C(x,y)=\sum_{c:Ac=0}x^{|c|}y^{n-|c|}$となる。これを一般化したものがQuadratically signed weight enumerators (QWGTs)で、$S(A,B,x,y)=\sum_{c:Ac=0}(-1)^{c^TBc}x^{|c|}y^{n-|c|}$と定義される。ここで、以下のような特別な場合を考えてみる。$A$を、${\rm diag}(A)=I$を満たす$\mathbb{Z}_2$上の$n\times n$行列だとする。そして、$A$の対角成分より上の成分を全て$0$にすることで作られる下三角行列を${\rm lwtr}(A)$と書くことにする。さらに、$l,k$を正の整数だとする。$|S(A,{\rm lwtr}(A),k,l)|\ge\frac{1}{2}(k^2+l^2)^{n/2}$が約束されている時に$S(A,{\rm lwtr}(A),k,l)$の符号を当てる問題はBQP完全問題であることがKnillとLaflammeによって示された [65] 。QWGTsの評価はイジング模型とポッツ模型(Potts model)の分配関数の評価とも密接に関連している [67, 45, 46] 。

Algorithm: シミュレーテッドアニーリング(焼きなまし法)

Speedup: 多項式的

詳細

シミュレーテッドアニーリングでは、確率行列$M_1,M_2,\ldots,M_n$で記述される一連のマルコフ連鎖を扱う。確率行列は、これらの極限分布$\pi_1,\pi_2,\ldots,\pi_n$が或る小さな$\epsilon$に対して$|\pi_{t+1}-\pi_t|<\epsilon$を満たすくらいゆっくりと変化する。大抵、これらの分布は温度が低くなっていく過程における熱力学的な分布として捉えることが出来る。もし$\pi_1$が簡単に用意出来るならば、一連のマルコフ連鎖を適用することで$\pi_n$からサンプリングすることが出来る。典型的には、$\pi_n$は何らかの最適化問題の良い解の分布になっていることが望ましい。$M_i$の最大固有値と2番目に大きい固有値の差を$\delta_i$とする。さらに$\delta={\rm min}_i\delta_i$を定義する。この古典アルゴリズムにかかる時間は$1/\delta$に比例する。Szegedyの結果 [135, 85] を用いることで、Sommaらは、量子計算機を使えば$1/\sqrt{\delta}$に比例した時間で$\pi_n$からサンプリング出来ることを示した [84, 177] 。古典マルコフ連鎖モンテカルロ法を量子ウォークによって加速出来る別の方法については参考文献 [265] で述べられている。

Algorithm: 文字列書き換え

Speedup: 超多項式的

詳細

文字列書き換えはとても一般的な計算モデルである。文字列書き換え系(文法と呼ばれることもある)は、或る部分文字列が他の或る部分文字列と置き換えることを許す書き換え規則のリストによって定まる。例えば、文脈自由文法はプッシュダウンオートマトンと等価である。参考文献 [59] において、JanzingとWocjanは或る文字列書き換え問題がPromiseBQP完全問題であることを示した。従って、量子計算機は多項式時間でこの問題を解くことが出来るが、古典計算機では多項式時間で解くことはおそらく出来無い。この問題とは、3つの文字列$s,t,t'$と文字列書き換え規則の集合が与えられ、これらが或る約束を満たしているとして、$s$から$t$を得る方法の数と$s$から$t'$を得る方法の数の差の或る近似値として求める問題である。同様に、グラフにおいて頂点のペア間の経路の数の差を近似的に求める、あるいはランダムウォークにおいて状態のペア間の遷移確率の差を近似的に求めるいくつかの問題もBQP完全問題である [58] 。

Algorithm: 行列の累乗

Speedup: 超多項式的

詳細

指数的に大きい疎行列の累乗の行列要素の近似において、量子計算機は指数的な加速を達成する。各列に高々${\rm polylog}(N)$個しか非零要素がなく、与えられた行について非零要素の集合が多項式時間で計算出来るような、$N\times N$の対称行列$A$を考える。今考えている問題は、任意の$1 \leq i \leq N$と任意の$m={\rm polylog}(N)$に対して$A^m$の$i$番目の対角要素$(A^m)_{ii}$を近似する問題である。要請される近似精度は、$\pm b^m\epsilon$の加法的エラーである。ここで、$b$は既知の$|A|$の上限値で、$\epsilon=1/{\rm polylog}(N)$である。JanzingとWocjanは、この問題が非対角要素に対する同様の問題と同じくPromiseBQP完全問題であることを示した [60] 。従って、量子計算機はこの問題を多項式時間で解くことが出来るが、古典計算機では多項式時間で解くことはおそらく出来無い。

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Quantum Algorithm Zoo全訳 近似アルゴリズム、シミュレーションアルゴリズム
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